土屋 準(つちや じゅん) 議会報告

定例会報告

令和5年度予算特別委員会-03月01日

○委員(土屋準君) 産業経済費におきましては、デザインマンホールについてお伺いしたいと思います。私の知り合いで、各地のデザインマンホールの蓋の写真を撮ってSNSにアップしている人がいるのですけれども、私は最初、何やっているのかなと思ったら、そういうのが結構はやっているようでして、マンホーラーと呼ばれている人たちもいるようです。デザインマンホールには、その御当地の特徴的なものをデザインしてあるものがあったり、御当地にゆかりのあるアニメ等のキャラクターをデザインしてあるものがあったり、様々なものがあるようです。
 ほかの自治体の例を見てみますと、例えば、補足資料にもアップしていますけれども、この大田区ですと、大田区の公式PRキャラクター、ゆるキャラのはねぴょんとか、杉並区ですと、これも杉並区の公式のアニメキャラクターですけれども、なみすけとナミーというゆるキャラのものだったり、あるいは立川市の公式キャラクターであるくるりんというものがあったり、いろいろなものをデザインしています。
 ほかにも新宿区ではゴジラを採用していますけれども、1万枚のデザインマンホールカードというものを作ったそうですけれども、これが短期間で配付完了となるなど、ゴジラのまちとしての認知度が向上したようであります。また、台東区は、浅草を舞台としたアニメである、さらざんまいをデザインしていますけれども、海外メディアがデザインマンホールを取り上げて発信したことで、SNS上で盛り上がり、誘客につながったそうです。
 また、町田市は、地元大学生にデザインしてもらったマンホール蓋の候補を市民投票で選んで製作したり、あるいは、ポケふたというものに応募をしたりしているようです。ポケふたというのは、ポケモンの絵が描かれたマンホール蓋のことのようですけれども、自治体がこの製作会社に申請して作るようですが、今これの希望が多くて、現在は自治体の問合せを受付中止中だそうです。
 また、マンホーラーと呼ばれる、このデザインマンホールカードコレクターもいるようでして、全国で600種類以上のマンホールカードが発行されているようです。全国各地から集うマンホーラーによる、マンホールサミットのイベント等も開催されていたり、東京都においてデザインマンホールラリーが開催されるなど、魅力的なコンテンツとして位置づけられているようです。テレビ番組でもタモリ倶楽部やマツコの知らない世界などで取り上げられ、注目度が上がったことにより、このマンホーラーの増加が見られているようです。
 そこで質問ですが、予算概要に、デザインマンホール蓋の製作活用事業について掲載されていますが、この事業を行う狙いをどのように考えていますでしょうか。

○観光政策担当課長(桑原砂美君) 観光資源の一つとして、港区が舞台となって登場する作品のキャラクターなどをデザインしたマンホール蓋を製作、設置することで、新たな観光スポットとすることを目指します。作品のキャラクターやマンホールカードのファンの方々など、国内外の誘客を図り、観光客の増加とともに、区のさらなる魅力発信につなげてまいります。

○委員(土屋準君) このデザインマンホールというのは、単にその蓋を設置するというだけでなくて、観光資源の一つとして有効に活用していってほしいと思います。そこで質問ですが、具体的にどのように活用し、どのように誘客につなげていくのでしょうか。

○観光政策担当課長(桑原砂美君) 設置したデザインマンホール蓋を基にマンホールカードを作成し、限定配布するとともに、設置場所を示したマップを新たに作成することで、誘客や区内の周遊促進につなげてまいります。また、実際に現地を訪れていただいた方が、SNS等で感想を投稿していただくことにより、多くの方が港区に行ってみたいと想起するような区の魅力を幅広く発信する取組を行ってまいります。

○委員(土屋準君) ありがとうございます。いろいろな活用方法があると思いますので、ぜひ港区らしいものをつくっていただいて、これを機に港区の観光を盛り上げていっていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
以上で質問を終わります。

○委員長(黒崎ゆういち君) 土屋委員の発言は終わりました。

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