○委員(土屋準君) 民生費におきましては、今回はAIを活用した結婚支援についてお伺いしたいと思います。以前の質問で、私は、家庭内DVや児童虐待を未然に防ぐためにも、夫婦教育や親教育の取組について取り上げましたけれども、そうしたら、そもそも相手の選定を間違ってしまったらどうするのかという意見がありましたので、今回は結婚支援を取り上げたいと思います。
結婚については、人類は古来から頭を悩ませているようでありまして、様々なことわざも生まれています。例えば、1つは、これは私が言っているのではないのですけれども、18世紀ドイツの物理学者、ゲオルク・クリストフ・リヒテンベルクという人の言葉なのですが、恋は人を盲目にするが、結婚は視力を戻してくれるとか、あとフランスの劇作家アルマン・サラクルーという人の言葉で、結婚は判断力の欠如、離婚は忍耐力の欠如、再婚は記憶力の欠如といったような言葉が言われております。こういったことはいろいろあったのですけれども、現代は科学技術も進歩しておりますので、AIが相手を選定するといった時代がやってまいりました。
それで、以前にも取り上げましたけれども、内閣府は、AIやビッグデータを使った自治体の婚活事業支援に力を入れております。これはAIが膨大な情報を分析し、相性のよい人を提案するというもので、お見合い実施率が高まるといった効果が出ている例もあるようです。これまでは本人が希望する年齢や身長、収入などの条件を指定して、その条件に合った人を提示するという形が主流でした。ところが、このAI婚活では、性格や価値観などをより細かく、膨大な情報を分析し、本人の希望に限らず、お勧めの人を選び出し、お見合いに進むというものです。
自治体でも導入が広がっていますけれども、今月20日に東京都がTOKYO縁結びというAIマッチングシステムのサービスを開始しました。これは、個人情報のほか、独身証明書などの提出が必要で、登録後のアンケートに回答することで、AIが相性のよいパートナーを紹介してくれる機能が登載されているというものです。ところで区は、地域創生をきっかけに、平成28年度から令和2年度まで出会い応援プロジェクトというものを行っておりましたが、これは成婚率ゼロ%という結果で廃止になりました。
そこでまず質問ですが、現在東京都と区では、どのような役割で結婚支援を行っているでしょうか。
○子ども若者支援課長(矢ノ目真展君) 結婚支援の取組において、東京都は、対象者が多い広域的なスケールを生かし、マッチング事業を行い、区は、地域で若者を支援し、結婚を応援する気運を高められるよう、結婚応援フェスタを開催しております。
○委員(土屋準君) ありがとうございます。東京都と区が連携して取り組まれているということは、大変よいことだと思っております。ただ、今回東京都がリリースしたマッチングアプリというものが、2年間の登録料で税込み1万1,000円が必要だということです。この金額を知って、登録をちゅうちょするという区民も多くいるかと思います。
そこで質問ですが、区としては、このマッチングシステムについて、こういった登録料も踏まえて、どのように利用を促していくのか、その考え方をお伺いします。
○子ども若者支援課長(矢ノ目真展君) 東京都の新たな取組だけでなく、区の取組も含め、必要な人に情報が届くよう、来年2月に実施予定の結婚応援フェスタなどを通じて、周知啓発を図ってまいります。
また、登録料の価格設定が利用状況にどのように影響しているかは、今後の登録者数などの動向を注視してまいります。
○委員(土屋準君) ありがとうございます。こういった登録は多ければ多いほど、その精度が高まるのではないかと思っていますので、ぜひ周知・啓発をしていっていただければと思っております。
また、区民の利用が少ない場合は、先ほどの登録料というものは引っかかるかなということもありますので、そういったものの一部助成などを検討していただきたいと考えておりますので、ぜひよろしくお願いいたします。
以上で質問を終わります。